気まぐれな毎日を楽しく豊かにする備忘録

最近、物忘れがひどくなってきた初老が、出来事や知識を忘れないように記録に残す備忘録。

つみたてNISAを始めてみた

つみたてNISAを始めてみました

 2018年1月から始まったつみたてNISAを始めてみました。年間40万円まで20万円まで非課税ということなので総額800万円分の投資額で得た利益が非課税になります。

 NISAが120万円×5年で600万円なのでつみたてNISAのほうが200万円非課税額が多い計算になります。

 これにより自分の口座でidecoとつみたてNISA。嫁さんの口座でNISAを運用する我が家では3本の非課税額をふるふるに使って運用します。

「バランス型」と「米国株式型」の割合を70:30で

 さて、つみたてNISAの商品選びですが私は「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)と、「iFree S&P500インデックス」(大和証券投資信託委託)の2本を選択してみました。いずれもFund of the Year 2017でランキングしている商品です。投資家が比較的注目する商品は過熱感もあって心配ですが、世界経済と米国のファンダメンタルズは、よい傾向にあると思いこの2本に投資です。もっとも欧州経済の堅調さ、割安感から欧州ファンドにも注目はしていますが。

 「世界経済インデックスファンド」だけでもバランスよく投資できるのですが、積極的に運用するため、米国株に投資する「iFree S&P500インデックス」も選択。

 月3万円で積立投資をするので、「世界経済インデックスファンド」に70%(2万1000円)、「iFree S&P500インデックス」に30%(9000円)の割合で配分することになります。

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地域別のGDP国内総生産)比率を参考に世界に幅広く投資する「世界経済インデックスファンド」

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 「世界経済インデックスファンド」は、「世界」に幅広く投資するバランス型の投資信です。

 国内債券・国内株式・先進国債券・先進国株式・新興国債券・新興国株式という、6つの資産に分散して投資をしています。株式と債券の基本的な組み入れ比率は、原則として株式50%:債券50%と半分ずつで設定されています。

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 「世界経済インデックスファンド」の大きな特徴は、地域別のGDP国内総生産)を参考に基本的な組み入れ比率を決めている点。組み入れ比率は年に1回、運用会社が見直しを行ってくれます。これで成長性が見込める国・地域への自動的な投資を可能としてくれます。

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 気になるコストですが、つみたてNISAを使って買う場合、購入手数料はかかりませんし、投資信託保有中にかかる信託報酬(運用管理費用)は、年率0.54%(税込)と低めに設定されています。

 投資信託の規模を示す純資産総額は約524億円(2018年2月16日時点)もあります。これなら安定的な運用ができる十分な額があるといっていいでしょう。

信頼の置ける米国の株式指数S&P500に連動する「iFree S&P500インデックス」

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 そして次は、「iFree S&P500インデックス」です。2017年8月31日に設定した新しい投資信託ですが、2018年2月16日時点の純資産総額は30億円を超えており、注目度の高さがうかがえます。

 「S&P500」とは、アメリカの投資情報会社スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P社)がニューヨーク証券取引所NASDAQ(ナスダック/全米証券業協会(NASD)が開設した店頭株式市場)に上場している代表的な500銘柄から算出して導き出された株価指数のこと。世界中の投資家から信頼を集めている指数のひとつです。

 「iFree S&P500インデックス」は、そのS&P500に連動させる運用を目指す、米国株式型の投資信託です。米国は最も情報を得やすい身近な外国でもあり、言うまでもなく世界最大の経済大国です。

 コストについては、つみたてNISAを使って買う場合、購入手数料はかかりませんし、信託報酬も年率0.243%(税込)と非常に低い水準にあります。

 というわけで、私としては、世界中の資産にバランスよく投資することをメインにしたいので、つみたてNISAの積立額の70%を「世界経済インデックスファンド」に、さらに米国株に投資して背伸びしたいので、積立額の30%を「iFree S&P500インデックス」に投資します。

つみたてNISAでも「卵は一つのカゴに盛るな」

 積立投資では「分散投資」が大切。

 「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。割れやすい卵を一つのカゴにすべて盛っていた場合、もしそのカゴを落としてしまった時はすべての卵が割れてしまいます。複数のカゴに分けて盛っておけば、一つのカゴに万一のことがあっても、別のカゴが大丈夫であれば安心、というわけです。

 投資する時にも同じことがいえます。一つの資産のみに資金を集中して投資すると、資産が大暴落してしまったときの損害は大きくなりますが、複数の資産に投資しておけば、一つの資産がダメになっても、他の資産が大丈夫であれば最悪の事態は免れます。

 つみたてNISAの投資信託を選ぶ時も、違うタイプの投資信託を複数選ぶことをおすすめします。

つみたてNISAでも「卵は一つのカゴに盛るな」

 現在の投資状況はこんな感じ。これを育てていくことが大切。

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